「むち打ち症」とは、正式な傷病名を『頸椎捻挫』といい、首に不自然な強い力がかかったために起こる「首の捻挫」のことで、首が鞭のようにしなって起こる症状なので、「むち打ち症」と呼ばれていると言われています。事故の強い衝撃で頭部が大きく揺さぶられ、頭部を支える首に大きな負担がかかることで発症し、時には神経まで傷ついて、手先の「しびれ」や「めまい」「吐き気」などの症状を引き起こします。事故直後は平気でも、数日～数週間後に違和感や痛みが出てくる場合も多く、症状を事故と結びつけて考えない方もいます。事故後に「症状が軽い」と感じても、自己判断せず、必ず病院を受診して検査と診断を受けましょう。早期に診断を受けておかないと事故との因果関係がわからなくなり、自賠責保険を使った治療ができなくなる場合があります。万が一、後遺障害が残った場合も保障が受けられなくなり場合があります。必ず、病院に行きましょう。

「むち打ち症」は筋肉や神経の症状なので、レントゲンには写りません。そのため、病院での治療では、不十分の場合が多くあります。
交通事故のリハビリは捻挫の専門家である、柔道整復師の得意分野です。1日も早く、元気な身体を取り戻すために、検査診断は病院で、リハビリは整骨院で行うことをお勧めいたします。

交通事故治療は早期対応が大切です。放置すると「後遺症が残る」という最悪のケースが起こる可能性もあります。事故に遭ってしまったら、可能な限り当日に医療機関を受診し、早期に治療することをお勧めいたします。
当院は、患者様のつらいお気持ちに寄り添い、ご一緒に1日も早く元気なお身体を取り戻していきます！